dimanche 10 mai 2009

分福茶釜

10時過ぎ起床。今日の東京は28度に達するらしい。午前中は家でのんびりと新聞チェックなど。

昼はカツとエビフライなど。揚げ物は塩で食べるのが美味しい。

午後からは、やる気になったのでML登録の催促。J1浦和vs川崎の前半だけテレビで見てしまう。15時過ぎに飲み会のため家を出ることにする。飲み会は渋谷なので近くまで行っておくかなと何となく思ったので、天気もいいし原宿方面から青山をブラブラして周る。新緑の表参道もいいものだと思いながら、青山通りに近づくにつれて何となく年齢層が変わっていることに気づく。表参道ヒルズは人の流れを変えてしまったのだろうか。いつものメガネ屋で気になっていた新作のフレームをチェックした後に、改装したkinokuniyaを覗き、裏通りに入ってAMERICAN RAG CIEで服をチェックして、久々に青山ブックセンター本店に向かう。向かっている途中で、飲み会主催者から中止の連絡が入ったので、予定がポカンと空いてしまった。

とりあえず青山ブックセンター本店には行くことにして、随分とゆっくり見て周る。青山にあるだけあって、デザインやファッションなどの方面の品揃えと陳列に哲学を感じる。先日、六本木のTSUTAYAについて触れたが、矢張り青山ブックセンターのがよい。表現するには難しいが、浮ついた感じがないと言うのだろうか。結局、1時間弱見て周って2冊ほど購入。社会人になってからというもの、本の買い方が尋常でない。このまま渋谷に向かえばちょうどいい時間であったが、すぐに家に帰っても仕方ないし、久々に独りで外で夕食を済まし、コーヒーでも飲みながらゆっくり本でも読むことにする。しかし、そのまま表参道方面に戻るのも何となく嫌だったのと、意外と歩いていなかったので青山通りの渋谷方面へ歩いてみることにした。渋谷は基本的に好きではないので、宮益坂を下った段階でさっさと地下に潜り、池袋に向かう。

西武百貨店にて、母の日のプレゼントとして日傘を買う。ここ数年、母の日など黙殺していたので、若干奮発しておいた。買う段になって、新宿の伊勢丹にすればよかったと思ったが、時既に遅し。別に西武が悪いわけではないが、個人的に伊勢丹が好きなだけだ。夕食は麺屋武蔵二天にてラーメン。5年ぶりくらいに食べたが基本的に美味しい。個人的には具のもやしがミスマッチか。

西口のSTARBUCKSに移動して、キャラメルマキアートを飲みながら"分福茶釜"(細野晴臣著/平凡社)を一気に読了。内容は、鈴木惣一朗が聞き手となって細野晴臣の音楽観、人生観、世界観を導き出していくもの。細野晴臣の社会から一歩外れたような立ち位置での生き方に共感を覚えた。読むほどに面白い一冊だ。私はどちらかというと音楽には疎いほうだが、その肩肘張らない姿勢など、色々な面で見習いたいと思ってしまった。

22時少し前に帰宅。久々に夜に独りになれ、落ち着いて本が読めた。月に一度くらいこのような時間を持たないと精神衛生上よろしくなさそうだ。

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